煤にまみれて

徒然草

映画100日間生きたワニ、あまりにも○○だった件

こんにちは、彼方っていいます。

今回は絶賛話題沸騰中の映画「100日間生きたワニ」を見てきたので感想を書いていこうと思います。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こいつモグラらしい(笑)


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この映画、ただひたすらに虚無でした。

内容については後半で触れてますのでそこだけ見たいよって人がいればビャーーーーーっと飛ばしちゃってください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まず私が見に行った時の空席状況を確認してみましょう


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もちろん青が空席です。

 

 

 

 

今回行った横須賀HUMAXシネマズでは横須賀を舞台にしたアニメ、ハイスクール・フリート劇場版(2020年1月ロードショー)を1年以上経った今でも上映しているのですがぶっちゃけそっちのほうが客入ってました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

皆さん気になりませんか?

100ワニってどういう層の人が見に来るんだろう…

私はめちゃくちゃ気になりました。

どうしても調べたかったのでわざわざ開場と同時にシアター入りしました。

ちなみに鑑賞人数は私含め5人でした。

9席予約されてたのに

 

 

 

 

 

 

 

それでは私と一緒に70分間戦い抜いた仲間たちを紹介していきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・親子

妥当

お子さんがニュースで取り上げられてたの見て「行きたい!」ってゴネたのでは…と容易に想像できます。

きっとお父さんは平日仕事で忙しく中々子供の相手をしてあげられなかったのでしょう。

 

 

 

 

私はこの親子に代わりに謝りたかったです。

ごめんな、貴重な休日の昼間を無駄にさせて…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・うすらハゲ

何故?

どういう経緯で見ることになったんだ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・ババア

何故?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・話題のコンテンツでブログを必死に伸ばそうとする俺

こいつが1番みじめで草

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

インターネットよりテレビを見てそうな人達が多くいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここからは100ワニの良かった点、気になった点をわけて書いていこうと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・良かった点

 
 
・声優、音楽がとても豪華

数々のヒット作に出演している神木隆之介さん、私みたいなオタクでも顔と名前を知っている中村倫也さん、オタクが大好きな杉田智和さん等とても豪華なメンバーでした。

また、音楽もかの有名ないきものがかりさんが提供しており製作側の本気が伺えました。

 

 

 

 

 

 

・気になった点

 

 

 

・紙芝居

本当に紙芝居でした。

スロットの待機画面の方が動いてる。

目が暇、ラジオでいい

視覚に障がいのある方にも配慮してあるのはポイント高いです。

 

 

 

 

 

・テンポが悪い

会話シーンの間のとり方が本当に気になりました。

「セリフ」

 

 

タンタン

 

 

「セリフ」

 

って感じでセリフの間が長すぎてイライラしました。学芸会かよ

 

 

 

 

この作品、上映時間が70分と映画しまじろうのわお並の短さですがこのセリフの間のせいで体感50分くらいしか映画見てないような気さえします。

 

 

 

・セリフの薄さ

現代人特有の

「○○〜?」

 

「うん、○○っしょ!」

 

 

みたいな脳死会話を映画館でずっと擦ってたのでちょっと引いちゃいました。

等身大の日常を描きたかった〜とかそんな感じだと思うんですけどあまりにも長すぎ、イライラした


序盤、四コマ漫画特有の寒いノリが"映画館で"ずっっっっっっっっと続きます。

 

また、同じセリフをキャラクター間でオウム返しすることも多く見るだけでかなり苦痛でした。

 

テンポの悪さと会話のカスさが相まってここは本当にストレスを感じました。

 

 

 

 

・"映画"である意味を全く感じない

ぶっちゃけ映画にするような内容ではないです。どうして映画にしたのか本当にわからない。

 

つまらない線画、テンポの悪さ、スカスカな会話、先が読める展開…と子供向け映画と同じ尺なのに随分退屈に感じました。

YouTubeにアップするくらいで良かったのでは…

 

私は大学生なので1000円で見ましたが大人は1900円払ってると思うと涙出るね

 

多分映画じゃなかったらここまでネットで酷評されてないと思います。

 

 

 

 

・虚無

冒頭にも書いた通りこれが1番酷かったです。

 

ネットで言われてるほど悪い内容では無かったのですがシンプルにつまらなかったのでひたすらに虚無でした。

 

あ、終わった。これで1000円か…って感じ

 

U-NEXTの退会を忘れていて翌月2000円引き落とされた時のような気分。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いかがだったでしょうか。

ネガキャンしてるように見えるかもですがこれでも鑑賞中は斜に構えることの無いよう注意していたつもりですし正面から向き合った結果がこれだったので…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先にも述べましたがネットで言われてるほど酷い作品ではないです。酷いことに間違いはないですが…

 

・原作ファン

・感情移入しやすい人

・先の展開を考えようとしないタイプ

 

これらの人なら普通に楽しめるんじゃないでしょうか。

 

作中、ネズミがかなり重要なキャラクターになってくるのですが上手くネズミに感情移入することができれば感動できると思います。私は頭の形が気になって無理でした。


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こうはならんやろ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もうちょいおもしろおかしくDisるつもりだったのに叩く程酷いわけじゃないけどただただつまらなく虚無感しか残らない映画だったのが本当に残念でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜ここからネタバレ含みます〜

ここまで酷評だと見に行くのネットに疎い人か逆張りオタクくらいだと思うけどね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・カエルの存在

映画ではワニの死後、メタ的な存在として映画オリジナルキャラクター?のカエルが登場します。

こいつは出会ったら距離感ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ慣れた?慣れた?慣れた?タメでいいよね?タメでいいよね?タメでいいよね?飯行こ飯行こ飯行こ付き合お付き合お付き合おパンパンパンパンパンア~イクって感じのアスペで、思慮深いワニと対照的にノリが軽いタイプなんですが生前のワニと同じ行動をするんですよね。

 

ワニと同じ店でバイトしたり…ワニと同じようにその職場で好きな人が出来たり…ワニと仲が良かったネズミ、モグラと深く関わったり…とにかく盤面を荒らしに荒らしていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いやこれ、ちょっと酷くないですか?

寝取られモノですよね?

ワニどんな気持ちだよ

 

しかも先にも述べたとおりカエルはノリが軽い性格。

竿役にもってこいじゃねーか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

で、その後なんやかんやあってカエルも過去に友達を失くした経験があることを暴露。

 

その話を聞いたネズミが過去にワニを励ました場所と同じところでカエルを励ます。

 

そしてネズミが過去にワニとつるんでいた仲間の中にカエルを入れて暴走したトリコを小松が泣きながら調理して連載終了…

 

 

 

 

 

 

とこんな感じでかなり都合良く終わります。

 

バカみたいに荒らして回ったのにたまたまネズミ達と同じ経験があったってだけで結果的に仲良くなりハッピーエンド!運だけがよ

 

 

前半  ワニが死ぬ

 

 

後半  カエルが出てくる

 

 

って感じの構成でどっちもだいたい30分なのですがカエル出てきた辺り詰め込みすぎてて登場してから30分しか経ってないポッと出のカエルにワニのいた場所全部奪われてそれを周りも受け入れるっていうハイパーNTR展開になってます。

 

 

ワニの会話パートで尺稼ぎしたのに後半めちゃくちゃ詰め込んでて驚きました。ガキの夏休みの宿題みたいだ

 

 

 

カエルやりたいなら上映時間伸ばせやと思ったのですが伸ばしてたらもっと採算取れなくなってたでしょうからこの辺りは英断と言えるでしょう。

 

・実はそんなに悪くない

ここまで読んだ人は形はどうであれある程度は映画に興味があるのだと思うのですが実はそんなに悪くないんです。

 

ワニが死んでから時が止まったような生活をしていたネズミがカエルと出会い、自分と同じ喪失を経験していたことを知り、カエルを仲間に入れて止まった時を自分で動かしだす…とネズミがワニの死を受け入れ、乗り越えようとする様に着目すればそこそこ感動できます。

 

ただそういう解釈に行き着くまでの欲求値が高すぎて他の感動モノの映画と比べると見劣りするんじゃないかな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そろそろ書くの飽きてきたんでこのあたりでやめようと思います。

"1000円の価値"についてよく考えさせられる素晴らしい映画だったと思います。

 

 

 

 

それではまた

 

 

 

 

 

 

 

過去ブログ

"初"風俗でイケなかった話 - 煤にまみれて

読んでね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7月11日追記

鑑賞翌日パチ屋で2万6千溶かした